シェードグロウンコーヒー(シェードツリーコーヒー)とは?
◼︎シェードグロウンコーヒー(シェードツリーコーヒー)
日陰で栽培するコーヒーの事を指し、熱帯林を破壊せずに、その木陰でコーヒーを栽培します。
環境に優しい反面、マシンでの収穫ができず、人の手による収穫をしなければなりません。
とても手間のかかる収穫方法ではありますが、コーヒーチェリーを傷めずに丁寧な収穫を行うことができるため、よりおいしいコーヒーになります。
また、アラビカ種は直射日光が苦手な品種なので木陰栽培が適しています。
【メキシコ・ハニーオアハカ・ペタテドライSHG】は、このシェードグロウンによって栽培されています。
ナッティな風味で、バランスが良く、飲みやすい味わいなのですが、それに加えて、とても甘味が強いです。
と、いうのは、深めに焼いているのに関わらず、苦味が強くならないんです。
一般的に深めに焼くと、苦味と甘味が増しますが、このメキシコは苦味が弱いため、その分甘みを強く感じます。
苦みも酸味も中程度で飲みやすくマイルド。
甘味と旨味が強い。
丁寧に栽培されている“シェードグロウンコーヒー”だからこそ生み出される味わいなのかもしれません。